思い出のお菓子たち ①PEYTON & BYRNEの林檎のタルト

ここでは、私が食べたお菓子について、ちょっとだけ紹介します。
海外旅行に行くようになった25年以上前から現在まで、あちこちで焼き菓子を食べました。
美味しかったもの、びっくりしたもの、激甘のものなど、様々なお菓子に出会い、どれもこれも大切な思い出です。
お菓子を作る時、以前に食べたお菓子の味を思い出し、再現してみたり、インスピレーションが湧くこともあります。
毎月第1金曜日(REN BAKE SHOPは休み)に、思い出のお菓子を1つ、ブログにUPしていきたいと思います。

まず最初は、PEYTON & BYRNE(ペイトンアンドバーン)の林檎のタルトです。
随分前の事なので、今はどうなっているのか不明ですが、イギリスとフランスをつなぐユーロスターの発着駅である、セントパンクラス駅にあるケーキ屋さんです。
あちこちにお店があるチェーン店なのですが、お店の雰囲気もお菓子もとても可愛らしく、お菓子もおいしいです。

いつもイギリスから、ユーロスターでフランスに入る事が多かったので、この駅のペイトンアンドバーンで、電車の中で食べるお菓子を買っていました。
ここに限らず、外国のケーキの梱包のラフさに驚かされますが、ここでも白い箱になにも敷かず、ポーンとタルト1個を入れて渡されます。
日本のように、ケーキがずれないように詰め物をしたリ、冷やしたりなんかはないので、よく、持ち歩いているうちに箱や袋に油が染みてきたり、ケーキがボロボロになった事を思い出します。 
でも、それがいいんです。私には!
この気取らない感じが大好きで、本当はREN BAKE SHOPでも、紙袋にそのままお菓子をポーンと入れて手渡したいくらいです。

なぜ、この林檎のタルトを思い出すかというと、驚くほど林檎が酸っぱくて、大きいカットで入っていたからです。
今まで私が食べてきた、甘くて柔らかい林檎のお菓子とは一線を画すほど、林檎が酸っぱくて、シャキッとしていて、大きくて、ゴロゴロ入っていて、ため息が出るほど美味しかったのです。本当に! 
いまだに記憶に強くのこる、林檎のお菓子です。

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